省エネルギー法に基づき、住宅以外の建物用途において、省エネルギー性能を計算します。
「外壁・窓を通しての熱の損失の防止」、「設備機器の効率的利用」について、性能基準(PAL/CEC)や仕様基準(ポイント法)による計算を行い、届出に必要な省エネルギー計画書を作成します。建物モデルを入力することで、デザインと省エネ検討を同時に行えます。また、複数の計画案の比較検討ができるので、大幅に効率化が図れます。
SAVE-建築は、住宅以外の省エネルギー法対象の用途(事務所、店舗、ホテル、病院、学校、飲食店、集会所、工場)において、「外壁・窓を通しての熱の損失の防止」、「設備機器の効率的利用」について計算を行い、必要書類の作成を支援します。
評価項目ごとに性能基準(PAL/CEC)や仕様基準(ポイント法、簡易ポイント法)を切り替え、それらを組み合わせた書類を作ります。
申請書類作成だけでなく設計初期の省エネルギー検討や提案資料作成などにも利用可能です。
建物モデルを入力することで、ペリメーターゾーンを自動判定します。PAL値を計算すると同時に、インテリアゾーン面積と空調負荷を計算し、CEC/AC計算へ連動します。
複雑な形状も簡単な操作で入力することができます。
各用途およびその複合計画の計算や、複数の計画案の比較検討ができるので、大幅に効率化が図れます。さらに、数値だけでなく可視化された図面やパースは説明資料としても利用することが可能です。
建物モデルを3次元表示で確認することができます。外壁や開口、屋根、ピロティの確認はもちろん、外皮の熱貫流率や日射侵入率を段階的な色で表現し、ペリメータ-ゾーンも色分け表示できます。
3次元で確認することで入力ミスを回避し、立面的な連続性の確認、デザイン検証にも役立ちます。
CEC/AC(空調)、CEC/V(換気)、CEC/L(照明)、CEC/HW(給湯)、CEC/EV(昇降機)の5項目を評価します。
入力ステップに従いながら設備機器の仕様を入力するとCEC値が直ちに計算されるので、リアルタイムに値を確認しながら作業できます。
設備機器を表形式で管理しており、機器情報をMicrosoft Excelの表から取り込み可能です。
建物の省エネルギー性能を評価する方法は、2,000m2未満は「簡易ポイント法」、5,000m2以下は「ポイント法」を採用できます。
ポイント合計値をリアルタイム表示。ボタンひとつで評価方法の切り替えが可能です。
計算結果はMicrosoft Excelデータで出力され、そのまま印刷すれば届出可能な計算書として利用できます。